コラム

一般的な保険の基礎知識など、お役立ちコラム

中学生・高校生の自転車事故で加害者になってしまった場合の対処法

子供でも自転車事故で加害者になってしまうこともあります。その場合の損害賠償や自転車保険について解説しています。

日常生活の交通手段のひとつとして欠かせない自転車。手軽に利用できる半面、近年中学生・高校生の自転車事故が増えていると言われています。ここでは子供の自転車事故をはじめ、万が一事故を起こしてしまったときの対処法や自転車保険について解説しています。“たかが自転車事故”では済まないケースもありますので、今からでもしっかり理解しておきましょう。

「中学生・高校生の事故は登校時が多い」って本当?

子供の交通に関する事故でもっとも多いのが自転車事故です。特に中学生・高校生は登校時の事故が多く、出会い頭の衝突や信号無視など注意不足が大半を占めています。軽傷であれば良いのですが、ひどい場合は命にかかわる恐れもあるので十分気をつけなければいけません。

ここでは特に注意したい時期を紹介します。

「特に注意したいのは5月・6月・7月」

もちろん年中注意は必要ですが、特に自転車事故が多発しやすい5〜7月は用心しなければいけません。自転車事故は4月頃から徐々に増加し、5月から一気に増えると言われています。ちょうど新生活に慣れはじめた時期なので、気の緩みが事故の要因になっているのかもしれません。なかでも高校1〜2年生がもっとも多く、この時期は十分な注意が必要でしょう。

「子供が自転車事故の加害者になった場合」

自転車事故で子供が加害者になるケースもあります。怖いのは自転車事故による死亡や重傷事故です。歩行者を巻き込んでしまった場合は損害責任を負わなければいけなくなることもあるので要注意です。ここでは、万が一子供が自転車事故の加害者になってしまった場合の刑事・民事責任について紹介します。

「刑事上の責任を問われる」

刑事上の責任は、刑法41条により14歳未満は処罰されません。ただし重過失致死罪になった場合は書類送検される可能性もありますので、「未成年だから自転車事故で処罰を受ける心配はない」と安易に考えている方は改める必要があります。場合によっては罰金を支払うことになり、前科もついてしまうでしょう。

「民事上の責任を問われる」

相手を怪我させてしまっただけでなく、物を壊してしまった場合も損害賠償責任を負うことになります。金額は裁判で決定しますが、ほとんどのケースが数千万円、なかには1億円近い賠償金が発生してしまうこともあります。当然未成年がこれだけの金額を支払うことはできませんから、親が責任を負うことになります。

「自転車ルールを確認して事故を防止」

安心安全に自転車に乗るために「自転車ルール」を理解しておきましょう。皆がルールを守って運転すれば事故は防げます。ここでは警察が定めている全国共通の自転車ルールを紹介します。

「自転車安全利用五則」

  1. 自転車は、車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は左側通行
  3. 歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
  4. 安全ルールを守る
    飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
    夜間はライトを点灯
    交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
  5. 子供はヘルメットを着用

「自転車事故に備えて検討したい自転車保険」

万が一のときに備えて「自転車保険」を推奨します。保険に加入していれば、事故が起きてしまったときでもしっかり対応してくれるので、損害賠償に備えることができます。
一般的な補償内容は以下のとおりです。

  • 死亡保険金
  • 自身の治療費に関する給付金
  • 損害賠償責任への補償
  • ロードサービス
  • 車両盗難特約

保険会社によっては、示談交渉サービスや弁護士費用特約などがついているところもあります。もちろん、賠償責任保険や傷害保険がついているだけでも安心です。特に中学生・高校生のお子さんがいる方は、自転車保険に加入しておいたほうが助かるでしょう。

「万が一のときに備えて自転車保険への加入を」

中学生・高校生の自転車事故が増えている昨今、万が一のときに備えて自転車保険に加入しておいたほうが安心安全です。もちろん一番良いのは事故を起こさないように自転車ルールを守ることですが、いつどこで事故に遭ってしまうかわかりません。そんなときに保険はとても役に立つでしょう。

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